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2008年9月28日 (日)

オススメ切り絵技法書

 ちょっと他にやりたいことができてそちらに大変なエネルギーを費やしそうなので、今年度いっぱい展覧会情報以外の更新が滞ります。スミマセン。

 切り絵によらず、最近は技法系のサイトがたくさんあって技法書がなくても何とかなることが多いのですが、それでも1冊指針となるようなものがあった方が便利です。
 私がこれまでに参考にしてきた切り絵の技法書を、購入順にちょっとしたレビュー付きでご紹介します。


 

Book最新 切り絵教室―だれでもできる


著者:成田 一徹

販売元:誠文堂新光社
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 私が切り絵を始める時に参考にした本です。著者の繊細でシャープなモノクロ作品に惹かれました。
 一応、切り方とカラー作品の彩色方法は載っていますが、基本的には「切る技術」の向上に重点が置かれています。個々の作例ごとに、切る時に注意するポイントが紹介されています。
 初心者への導入にはまずまず、ちょっと慣れてくると物足りなくなるかも。

これからの剪画テクニック―切り絵の上達法Bookこれからの剪画テクニック―切り絵の上達法

著者:石田 良介
販売元:日貿出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 もともとそれなりに絵心があって、切り絵に慣れてきた人にはこちらがオススメ。
 「切る」「色をつける」「貼る」といった仕上げにも丁寧な解説があるほか、一番大事だけど切り絵ではなぜか見過ごされがちな「下絵の作り方」にもしっかりとした言及がなされています。「構図の基本」とか「配色の基本」はぜひ覚えておきたいですね。
 メインで採用している彩色法が、半透明の素材(絹布や薄い和紙など)に主線を貼って、裏から絵の具を塗るというのが珍しかったです。お金かかりそうなのでちょっと真似できないな。

 

きりえ全科Bookきりえ全科


販売元:誠文堂新光社
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 一応初心者向けの道具やごく初歩の技法にも触れられていますが、それよりも、複数の作者の作例と技法が学べるのが本書の最大の特徴。
 着想段階からの制作過程、作例と下絵の比較なんかは、私のように「他の人がどうやってるのか知りたい!」という欲求の強い人には大きな価値があるのではないでしょうか。
 初心者に1冊だけ勧められるとしたら、本書を推します。3600円とお値段は張りますが、それだけ内容も充実しています。
 

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    2000年に切り絵制作を始めて、2008年からもうちょっと真面目に取り組んでみようかと思い立った渡辺天和斎が、作品(ファンアート含む)と技法実験のたたき台を公開しています。

    また、切り絵に興味を持たれた方のために、切り絵展や手に入りやすい道具の情報も発信してゆきます。

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